2012年12月13日木曜日

選挙の情勢に思う

 各メディアの衆議院議員選挙の情勢をみると、自民党と公明党で300議席を上回るとのこと。2009年の政権交代から3年で、また自民党政権に戻りそうです。民主党は80議席前後というのが、朝日、日経などの予測です。ざっと、3分の1か。

 私が感じるのは、裏切られたという心理は、とても大きく働くということ。混乱しましたからね。そこに、震災や領土問題が発生し、混乱に拍車をかけてしまった。変化には混乱がつきもので、その混乱を乗り越えるにはやはり相応のリーダーシップも必要。我慢を強いなければならないからです。しかし、その点もうまくいかなかった。期待したぶん、裏切られた感じがするんでしょう。ですから、公約と関係なく、与党は逆風を受けていると感じます。

 よって、これまでなら「圧勝」報道にはカウンターバランスが働くけれども、今回はそうならないんじゃないか。逆に勢いがある方がもっと勢いづくような気もします。

 ネガティブなカレンシーの力は、なかなか止められない。「裏切り」はもっともネガティブに効きます。気をつけましょう。

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