2012年12月7日金曜日

再開します

 しばらく休筆していたこちらのブログを再開します。

 ちょうど、本の執筆が始まり、それに追われているうちに、手をつけられないでいました。そのうえ、Facebookを使ってみようか、などと欲をかいたため、なにがなんだかわからなくなって、SNS難民となっていたというわけです。いろいろまわって、こちらに戻りました。あわせて、新しいBlogサイトに移動しました。

 この1年を振り返ってみると、欧州危機が進み、南欧諸国は破綻の一歩手前まで追い込まれましたね。応急処置をしながら今日に至っています。 
日本では、大震災、原発事故の後、タイでの大洪水にも見舞われ、経済、社会ともに大きな痛手を負いました。中韓両国との間の領土問題が噴出。この夏から景気後退局面に入った日本経済に追い打ちをかけています。社会に目を向けると、深刻ないじめの問題が明らかになり衝撃を受け、先日のトンネル崩落事故では、日本のインフラの経年劣化という課題に直面させられました。

 昨秋、野田政権(野田首相は高校の同窓、先輩です)が発足し、まもなくその役割を終えようとしています。

 私自身を振り返ってみると、おかげさまで多くのお客様とのご縁があり、また大きな課題をいただいた1年と思います。出版の機会にも恵まれました。

 印象としては、交換が滞ってきているように感じます。IMFの報告によると世界の経済成長率は、2010年5.1%、11年3.8%、12年3.3%(見込み)、日本に限って言えば震災やタイの洪水の影響もあり、4.5%、-0.8%、2.2%(同)です。世界貿易量の伸びは、12.8%、5.8%、3.2%(同)と鈍化しています。交換が停滞しているのは一目瞭然です。


 一方、震災後、多くの人々が被災者に思いをよせ、手をさしのべてきています。これは交換、という意味ではよい兆候です。
 グローバル化について、いろいろな意見があると思いますが、私たちの身の回りの交換は滞ってしまわないようにしたいところ。
 円滑な交換が、新たな価値を生んでいくと信じていますから。些細な交換の価値を侮らず、取り組んでいきたい。

 ここでは、日々感じる「カレンシーの交換」を記し、その効果に目を向けていきます

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