新著が6月に上梓される予定です。「影響力の法則」の入門編です。
影響力の法則を翻訳してから12年。おかげさまで、コンサルティングや研修、実践を通じて、現場の課題を学んできました。
その経験をフィードバックして、みなさんのビジネスや地域活動に役立てていただこうというものです。
まわりをうまく巻き込んで、ラクに仕事している人たちには、共通して取り組んでいることがあります。それもたったひとつです。
これまで仕事したことがない人、うまくいかなくなってしまった人、無理を頼まねければならない時、そんなときに、彼らがしているたったひとつのこと。
それは、「交換の起動」です。
多くの人たちは、交換の流れができるのを待っています。誰かが動くのをみて、それに反応する形で交換を始めている。対して彼らは、こちらから交換を仕掛けていきます。
うまくいかない時は、交換が滞っているものです。馴れ合いになっている夫婦を(夫婦でなくても友人関係でも、顧客との間でも)想像してみてください。出会った頃にはあんなに目を見つめあっていたりしていたのに、今では返事も上の空(あくまでも想像です)です。こんなとき、誕生日を夫が覚えているかどうか、試してみたくなったりします。
これは同僚やお客様との間でも同様のことが起こります。これまでの経緯があればなおさらです。
でも、人を巻き込める人は、交換を起動する。
この違いが大きいんです。
「交換の起動」が、今回のテーマです。
起動する考え方と方法も書きました。
日本中で交換が起動されれば、イノベーションが促されるはずです!
乞うご期待!
よろしくお願いいたします!