2013年1月1日火曜日

新年を迎えて

 新年あけましておめでとうございます。

 新しい年は、アメリカが財政の崖を回避できるかどうか、という厳しい局面からスタートしました。どうやら、転落は回避できそうです。民主、共和両党が、協議の末に歩み寄り、危機を乗り切ったことに安堵するとともに、感心しています。支持者からは、厳しい突き上げがあったに違いありませんから、最後は共通の利益に焦点づけるしかありません。転落は避けたい、まあ当然ですが、中には転落しても、自分の主張を通したい人もいるから大変です。

 今年はどうなるか。基本的に世の中は複雑さをましていくでしょうから、利害の衝突も激しくなるでしょう。エネルギー資源の採掘技術の飛躍的向上によって領土紛争が激しくなるように、技術革新によって今まで顕在化しなかった問題が、明らかになる気がします。
 金融緩和も度が過ぎれば国際紛争になります。新興国は追い詰められ、身動きが取れなくなれば、反撃せざるをえなくなるかもしれません。

 こんな状況でこそ、ひとびとの知恵が問われます。
 そもそも今、われわれに何が求められるのか。そのビジョンを描き共有すること。
そして、ビジョンの実現のために、いかに献身するか。
艱難にあったとき怖れない心と、恥に耐える心があれば、目標を見誤らないで、前に進めるでしょう。

 私のビジョンは、広く社会が資源を共有し、紛争を回避しうる世界の実現です。奪い合うのでなく、与え合う社会ですね。それによって、様々な問題解決と課題の達成を果たしている姿を描きます。

 それには、自分がそうしていないと。そのためのベストを尽くしたいと誓っています。

 みなさんにとって、今年1年、素晴らしい年になりますように!

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