招待されて、地元消防の出初め式にいってきました。始めての出席。こうして町の安全のために力を尽くしてくれていることに、改めて感謝したいと思います。中には命を落とす団員や職員がいますから。
最近では、昨年の科学工場での火災や震災で、亡くなった消防隊員、団員が、記憶に新しいところ。今日も、殉職者黙祷から式は始まりました。
カレンシーの交換で考えてみましょう。仲間が命を捧げた、自分も危険にさらされている、という感覚は、やはりネガティブなカレンシーとして働くでしょう。貸しがある状態です。ネガティブカレンシーを感じる間は、不安に感じたり、ネガティブカレンシーを返すなど、埋め合わせするのに精一杯になってしまう。これでは今の仕事には集中できず、あまり生産的と言えません。
そこで、何か慰めがほしくなるのは、自然なことだと思います。
北海道神宮に行くと、旧北海道拓殖銀行の行員を祀った神社なあります。北海道入植時に寒さの中、銀行員も多くが命を落としたからだそうです。多くの神社が、不本意にして命を落とした人たちの魂を慰めています。そうすることで、今に集中できるということでしょうか。
消防のみなさんが力を尽くしてくれるのに応えるには、励ましだけでなく、鎮魂が必要。それと同じように、ネガティブなカレンシーを清算しなければ、新しい交換がおこらない、とあらためて思いました。
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