2013年1月7日月曜日

仲良しクラブ

 互いに甘い集団を、揶揄して「仲良しクラブ」と呼びますね。仲良しクラブは、よい結果を産みませんが、結束力があるだけにかえって厄介です。
 そして当然ながら、仲良しクラブを100倍強化しても、仲良しクラブにしかなりません。

 チームになるには、共通の目標と、お互いに対する影響力が必要。共通の目標は、チームの前提でもあります。先ほど見つけた日経の記事。買った土地が液状化して危機的な状況になってしまったものの、なんとか早く売らなければならないデベロッパーは、結束して新技術を市場化しました。1年あまりで着工したので、早い決断をしたと感心します。

 また、チームになるには言いたいことを言いあって、学び合うことも必要です。

 対して仲良しクラブは、仲間を慮って妥協してしまいます。でも、長いつきあいの仲間だと、本音を言いづらかったりもします。若者たちですら、互いの空気を読みながら、遠慮することを覚えます。若いのにもったいないなあ、と思うこともあります。

 「今年は仲良しを脱皮する」というのも、悪くない目標じゃないでしょうか。

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