ビジョンは、向かうべき方向を示し、さらに、それを実現するにはやらなければならないことがあるという、ある種の建設的な緊張感を創り出す。この緊張感がなければ、行動は起きない。(コーエン&ブラッドフォード『続 影響力の法則 ステークホルダーを動かす戦術』税務経理協会p83)
チームに緊張感がないと、いわゆる”仲良しクラブ”になってしまうようです。問題の本質に迫ることなく、どこか妥協が出てしまう。そうして失敗してしまうプロジェクトやチームは少なくない気がします。
やむにやまれぬ思いがあって、課題に取り組んでいければ、思いもよらない知恵が発揮されるかもしれません。現実をしっかり受け止めること、望ましい姿を理解すること、その差が明確になることが、緊張感を共有するのに欠かせません。痛いところを衝いてくれる(本当のことを指摘してくれる)メンバーも欠かせませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿