相手がこちらの期待に反してばかりだと、うまく進まないのは相手のせいだと思いたくなる。しかし、そういうときこそ、自分自身の態度・行動を振り返ってチェックする必要がある。(コーエン&ブラッドフォード『影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル』税務経理協会p161)
上司が問題をわかっていない、協力的でない、と嘆いているマネジャーの方に、よくよく話を聞いてみると、日頃から上司のいうことに否定的な言動をとっていることが多いと思います。そのようなマネジャーには、これまでの好業績を背景に昇進した方が目立ちます。それだけに、彼らがいうことは正しいように思えます。
でも、上司の立場で考えてみましょう。部下がこれまでの経験を振りかざし、自分に否定的な態度を示してきたら、そのような部下を警戒するのではないでしょうか。ただでさえ、実績がある部下は、自分の身を危うくする脅威なのですから。
良い結果を求めるのなら、上司に不愉快な思いをさせないようにして、そのうえであなたが達成したいことに協力を求めるべきでしょう。
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