2020年3月12日木曜日

交換の停滞

 世界中でCOVID-19禍で混沌としています。株式市場も原油価格も大幅下落。つまり近い将来、企業活動は停滞し、石油消費も減ると市場が見ているわけです。イタリアでは全土で移動禁止命令が出たとか。コンテ首相は医薬品と食料品の購入以外の目的で外出することを禁じたそうです。報道を見る限り、街は人出が少なく静まりかえっています(そういう場所もあるということ)。

 消費が減る、生産が減る、市場が縮小する、人と人が会わなくなる。このような様子を見ると、「交換」が停滞するとどうなるか、よくわかります。弱い立場にいる人たちは、生存の危機にさらされるかもしれない。食料が届かない、生活物資が得られないと言う人たちも、すでに世界ではかなりの数に上るはずです。しばらくの間、多くの人々は不安に駆られるでしょう。

 「影響力の法則」では、恐れや不安によって、ネガティブな交換がはじまると警告しています。このようなときこそ、サービスと消費を過剰に控えないだけでなく、人の不安や恐れに耳を傾け、交換を止めないようにしなければと思います。
(リンクはafp通信の3月11日の記事)

 https://www.afpbb.com/articles/-/3272933?cx_part=search

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