2013年3月6日水曜日

利になると感じる

 昨日から出張で大阪にきています。

 いつも自宅最寄駅で大阪行きの乗車券を買います。エクスプレス予約を使えばいいんでしょうが、駅員と話すのもささやかな楽しみです。

「大阪まで乗車券と次ののぞみの特急券をください」
「乗車券はどちらからですか?(東京駅から?)」
「ここから」
「ありがとうございます!」
「帰りももらいましょう。ここの売り上げになるでしょ?(東京駅じゃなく)」
「ありがとうございます!」
「地元の売り上げに貢献しなくちゃね」
「ありがとうございます!では、こちらで買っていただけるので、ご存知ですか?神戸まで買うと往復割引がきいて、大阪往復より安くなるんです。そちらでご用意しましょう」
「おっ、それはありがたい。ではそうしてください」

 こちらが相手の利益に配慮していること(この場合は、売り上げの拡大)を感じた駅員が、今度はこちらの利益を考えてくれたのですね。

 かくして、切符を買うのも小さな楽しみとなったのでした。win-winが感じられるカレンシーの交換は、少しだけ毎日を楽しくもしてくれるようです。

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