私がお世話になっている自転車店の若い店主は、なかなか魅力的な若者です。彼に後押しされて始めたところも多分にあります。
その彼に、「今度社用車を買おうと思っている。タカシマさんは自動車業界だから(正しくは元)よく知ってるでしょう、お勧めはないですか?」と尋ねられました。
ほう、この店もクルマを持つんだ。自転車ライフを提案する店だから、ライフスタイルを想像できるようなクルマがいいんじゃないかなと思い、いくつかアイデアを伝えました。
これが実はなかなか楽しい。私は元業界人だから、この分野はちょっと得意としています。自動車販売員の商品知識教育を担当していたので、他者の製品も含めていろいろ調べました。それ以来クルマの情報は蓄えられています。その得意分野が活きるのです。加えて、新しい店の発展に、客としてちょっとは貢献できるような気がする。
彼も真剣に聞いてくれて、参考になりました、と別れた後は、自転車漕ぎながら少しいい気分になりました。相談されたことが、私にはカレンシーになったようです。
相手が得意な話は聞いてみる。それで、参画意識も感じられるかもしれない。
あなたも、部下や上司、友人に、彼らが得意とする何かを聞いてみたらいかがですか?
0 件のコメント:
コメントを投稿